タカの、ぐうたら料理日記♪

ぐうたら者のタカが届ける、料理本には載っていない料理の基本から裏技等を(^.^)

魚の煮付け!

まいど!

今回はやっと料理の紹介をしたいと思います。

鯛のアラ焚き!!!

下準備

まずは鱗を綺麗に取りましょう!

黒丸で囲ってる所の鱗を重点的に取りましょう。

それ以外はほとんど鱗ありませんので。

鱗が残ってると、焚いている最中に鱗が剥がれ、煮汁に混ざってしまいます。

食べた時に鱗が口に残る原因になりますので、是非ともキチッと取って置いてくださいね(^.^)

調理手順

まずは、たっぷりの水にお酒と砂糖を入れて、魚を焚きます

お酒は、灰汁(あく)を出してくれる作用があり、砂糖も一緒に入れておきます。

初めから醤油を入れない理由は後程…

ひたすら灰汁を取り続けます。

水分量に着目ではありません。

灰汁がほとんど出なくなったら良いのです。

ここに醤油を投入して、落し蓋!

お鍋に合った木製の落し蓋など必要ありません。

アルミホイルの真ん中に穴を開ければ、立派な落し蓋になりますよ(^.^)

真ん中に穴を開けるのは、空気が抜ける様にする為です。 でないと、空気の逃げ道が無くなり、吹きこぼれます。

このまま焚き続ければ完成です♪

醤油を入れたら味見をしてみて、味が足りなければ砂糖や醤油を足せば大丈夫ですよ♪

解説

  • 初めから醤油を入れない訳

初めから醤油を入れると、煮詰まって辛くなってしまいます。 灰汁を取る為にはある程度煮込まなければいけないですし、醤油を入れると醤油の灰汁も出て来ます。

その為、醤油を入れずに焚く事で煮詰まりを防ぎ、尚且つ、水分量が減るので醤油の使用量も少なくて済みます。

節約ですね♪

  • 他の魚の煮付け 基本手順は同じです。

脂の多い鯖やブリ等は、灰汁取りの時に脂分もしっかり取りましょう。

脂分が残ってると、調味料を弾いて味が染みにくくなりますよ〜(^_^*)

  • アッサリと焚くには?

カレイの煮付け等、脂の少ない魚の煮付けを作るときは、味付けもアッサリ目にする方が美味しいですよ。

アッサリと焚くには、水分量を増やして、醤油は薄口醤油を使います。 煮汁を煮詰めずに、コトコト焚くのがコツですね♪

一手間

炊き上がったら一度冷ましましょう。

冷めたら再度加熱しましょう。

理由は、煮物は冷める時に味が染み込みます。

一度冷まして味を染み込ませてから、再度加熱して召し上がれば、味がよく染みて美味しいですよ♪

煮付けを美味しく作れる様になると、お料理上手になった気分になれますよ〜(^.^)